米国を批難するウラジミール・プーチン大統領【写真:Getty Images】
ロシアのウラジミール・プーチン大統領が米国を批難している。28日、ロシア通信社『スプートニク』が報じた。
国際サッカー連盟(FIFA)の幹部が汚職により逮捕された事件に対し、プーチン大統領は「利己的な目的を達成するために用いたのと同じ方法だ」とコメントしている。
「まるで米国の検察が推定無罪の存在を知らないかのようだ。ある人が有罪であるかどうかは、裁判所において証明されねばならない」
同氏は今回の事件はWikiLeaks創設者ジュリアン・アサンジ氏や元米国特務機関職員エドワード・スノーデン氏を逮捕したケースと同様だとしている。
「アサンジ氏は既に数年外国の大使館に身を隠すことを余儀なくされている。彼が追われている理由は性犯罪を犯したからとされている。誰もそんなことは信じていない。彼は性犯罪によってではなく、イラクや中東における米軍の行動を暴露したから追われているのだ」
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