起訴された14人の経歴とは
27日、世界中で報道されたFIFAによる汚職事件。米紙『ニューヨーク・タイムズ』は起訴された14名の実名を公開するなど、大きな波紋が広がっている。
それでは、その14名はどういった経歴の持ち主なのだろうか。
▽ジェフリー・ウェブ(北中米カリブ海サッカー連盟会長)
2012年、ケイマン諸島サッカー協会会長から現職に就任。翌年、FIFAの副会長としてゼップ・ブラッター現会長から反差別推進業務の命を受ける。
▽エウジェニオ・フィゲレド(元ウルグアイサッカー協会会長、元南米サッカー協会副会長)
1997年から2006年まで同国協会に従事。1993年から2013年まで、前任のニコラス・レオスに代わり、CONMEBOL(南米サッカー協会)に就任する。
▽ジャック・ワーナー(元FIFA副会長、元北中米カリブ海サッカー協会会長)
1983年にFIFA役員となり、1997年に副会長に就任。2011年にFIFA会長選で当時アジアサッカー連盟会長のモハメド・ビン・ハマム氏とともには買収工作を行ったことで副会長を辞任。(ビン・ハマム氏は後に活動の永久停止処分が下され、失脚)
▽エドゥアルド・リー(北中米カリブ海サッカー連盟役員、コスタリカサッカー協会会長)
2007年に現職に就任。出身はコスタリカのプンタレナスだが、中国にルーツを持つ。2004年にプンタレナスFCを設立し、オーナーとなる。
▽ジュリオ・ロシャ(元ニカラグアサッカー協会会長、FIFA役員)
2012年まで同職に従事。2013年よりFIFA役員となる。
▽ラファエル・エスキベル(ベネズエラサッカー協会会長)
1988年に現職へ就任。2013年にFIFA役員となる。