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なでしこジャパン、エース大儀見の技ありゴールでイタリアに勝利

text by 編集部 photo by Getty Images

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決勝点を決めた大儀見優季【写真:Getty Images】

【なでしこジャパン1-0イタリア代表 国際親善試合】

 キリンチャレンジカップ2015が28日に行われ、なでしこジャパンはイタリア代表と対戦した。

 W杯前最後の国内試合で、なでしこジャパンは中盤の核である阪口夢穂がスタメン出場。澤穂希とダブルボランチを形成した。

 早々に宮間あやのCKの場面を迎えるも、イタリアの守備にブロックされる。その後はイタリアも攻勢を仕掛けるも、なでしこジャパンも落ち着いて対応する。

 18分、ドリブルで持ち込んだ大野忍が左足でシュートを放つも、ポストに直撃しゴールならず。28分には大野のパスから大儀見がフィニッシュに持ち込むも、ディフェンスが立ちはだかった。

 なでしこジャパンは相手守備陣のギャップを突こうとするも、オフサイドの網にかかってしまう。

 両サイドから崩しの形を見せたものの、得点は奪えず。前半はスコアレスで終えた。

 後半スタートから、なでしこジャパンは川澄奈穂美に代えて菅澤優衣香を投入。菅澤が2トップの一角に入り、大野が右サイドハーフに回った。

 なでしこジャパンは52分、宇津木瑠美の速いクロスに大儀見優季が右足アウトで合わせて先制点を奪った。

 62分、なでしこジャパンは澤に代えて鮫島彩を投入する。この日も優れた危機察知能力で相手の攻撃の芽を摘み、機を見た攻撃参加も見せた。鮫島が左サイドハーフに入り、宮間がボランチに移った。

 68分、宮間のCKに走り込んだ阪口が頭で合わせるも枠を外れた。69分には近賀ゆかりに代えて有吉佐織がピッチに送り出された。

 なでしこジャパンは82分、大儀見に代えて安藤梢を、85分には宮間に代えて川村優理を投入する。

 試合はこのまま1-0で終了。国内のテストマッチを2連勝で終え、なでしこジャパンは良いイメージを持ってカナダW杯へ向かうことになる。

【得点者】
52分 1-0 大儀見優季(なでしこジャパン)

【了】

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