将来的なアメリカ行きの可能性を示唆したチェルシーのジョン・テリー【写真:Getty Images】
チェルシーのキャプテンを務めるジョン・テリーが、MLS移籍の可能性があると認めた。だが、スタンフォード・ブリッジでキャリアを終えたいとも述べている。
テリーは今季のプレミアリーグで全試合にフル出場し、自身のキャリアで4度目となる優勝へとチェルシーに導いた。
元イングランド代表のフランク・ランパードとスティーブン・ジェラードは、この夏にアメリカへと移籍する。34歳のテリーはチェルシーで引退することが第一としながらも、自分もアメリカ行きの可能性があるを認めている。
テリーは『Talk SPORT』で「僕はチェルシーでキャリアを終えたい。もしかしたら、アメリカでプレーすることを考えたり、そのときに家族にとってベストとなることを考えたりするかもしれないけどね」と語った。
「できれば僕は少なくともあと2年続けたい。僕はずっと35歳までやれると思ってきた。そして今もまだプレーしており、その年齢に近づいている」
ジョゼ・モウリーニョ監督が復帰して2年目のチェルシーは今季、キャピタル・ワン・カップも制している。
モウリーニョ監督は2004年7月から2007年9月までの第一次政権で、チェルシーに2度のリーグ優勝をもたらした。そのときの中心選手たちは以降10年にわたってチームの核となり、2012年にチャンピオンズリーグも制している。
テリーは「今のこのチームを見ると、僕らがこれまでにやってきたことよりもずっと多くをやれるポテンシャルがあると思う」と述べ、若手も台頭してきている現在のチームが当時の快挙を上回ることもできると考えているようだ。
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(※)本記事はインデペンデント紙との独占契約により、Football.Blueが日本での配信を行っています。