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FIFA汚職を“予言”していたマラドーナ。SNSで会長を「泥棒」と痛烈批判

text by 編集部 photo by Getty Images

FIFA汚職を“予言”していたマラドーナ。SNSで会長を「泥棒」と痛烈批判
FIFA会長を痛烈に批判したディエゴ・マラドーナ【写真:Getty Images】

 元アルゼンチン代表のレジェンドであるディエゴ・マラドーナ氏が再び国際サッカー連盟(FIFA)会長ゼップ・ブラッター氏を痛烈に批判した。

 同氏は27日、自身の公式フェイスブックにてブラッター会長の写真とともにスペイン語、イタリア語、英語の3ヶ国語で「泥棒」と投稿した。これは、27日にFIFAの幹部が汚職によって逮捕されたことに対する批難だ。

Ladrón | Ladro | Thief#Blatter #FIFA

Posted by Diego Maradona on 2015年5月27日

 マラドーナ氏は24日に「ブラッターが会長に相応しいと考えている者などいない」と批判したばかりだった。事件を受けて同氏はアルゼンチンラジオ『レッド』で「人々は私をクレイジーだと言った。しかし、今日FBIが真実を明らかにしたんだよ」と語っている。

 現状、FIFAは「我々は被害者」として会長の関与を否定している。しかし、2018年と2022年ワールドカップの開催地が変更に追い込まれるのではないかと報じられており、逮捕された幹部以外にも新たに家宅捜索されている協会もある。

 長年多くの批判を受けながらも世界のサッカー界の頂点に君臨してきたブラッター氏だが、今回の事件も無事に乗り切ることはできるのだろうか。

【了】

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