ミランに所属するDFラミ【写真:Getty Images】
ミランに所属するフランス代表のDFアディル・ラミが、来季もフィリッポ・インザーギ監督がチームを率いる場合はクラブを退団する意志があることを仏メディア『レキップTV』のインタビューで明かした。
ミランは昨季、上層部の迷走に振り回され、1998-99シーズンぶりに欧州カップ戦出場権を逃す最悪のシーズンを送った。クラブは復権に向けて下部組織で実績を残した41歳のインザーギ監督を抜擢するも、蓋を開けてみればセリエA37節終了時点で勝ち点49の10位にとどまり、成績不振が長引いている。
この状況を見兼ねたラミは「クラブとの契約はまだ2年残っている。だが、自分の将来にとって何がベストなのかを判断しなければならないね。移籍の選択は除外できない。もしインザーギがミランに留まるなら他のクラブを探すよ。フランスに戻ることにノーとは言わない。選択肢を吟味して、できればチャンピオンズリーグに出場するチームへ移りたい」と本心を語っている。
なお、27歳のラミは、今季のリーグ戦で21試合に出場しているものの、4月下旬から出場機会を減らしている。
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