「ウディネーゼがライバルになるようだと、また時代が変わるなあ」
チェ「本当にCLはどうなるかわからないね。シーズンの最初にナポリがビルバオに負けてイタリアのクラブが2つになってしまったのはショックだった。ローマはあのグループに入って負けるのは仕方ないけど、ホームで1-7の負けはショックだったね」
八「あれはショックだった。力がここまで違うのか」
チェ「同じレベルで戦えると思って怠けていたら、完敗してしまった。すると国の中で分けるお金が偏ってしまった。ナポリがすぐにいなくなって、ローマがグループステージで敗退したからユベントスは結構儲けているよ。9400万ユーロ(約126億円)。これは大きいね。セリエA的に良くないのは、ユーベと他のクラブのギャップが広がるかもしれないということ」
八「今でもスーパーなんだけど、余計セリエAで頭抜けた1チームができちゃうね。ライバルがいないよ」
チェ「国内で競争がないと、CLで気を抜いてしまうかもしれない。たしかにセリエAでユーベがこれだけパワフルになるのは良くないね。インテルとミランはいま苦労しているし、ローマ、ナポリ、ラツィオ、フィオレンティーナもちょっと落ちる。僕はいまウディネーゼに期待をしているんだけど、ユーベのライバルになるまでには何年もかかるでしょ」
八「ウディネーゼがライバルになるようだと、また時代が変わるなあ」
チェ「ユニフォームが同じで面白くないね(笑)」
八「昔のイタリアはリーグのレベルが高かったから、どのチームがヨーロッパへ出ても必ず上位に食い込んでいたよね。リーグがすでにCLレベルだったからね。それを今思うと本当に辛いね」
チェ「あの頃はユベントスも財政的に非常に良かった。でも、UEFAランキングで最後の3年間のポイントを見たらイングランドを超えたし、来季以降イングランドと同じ結果を出せたらCLに4チーム出場できる。それはカルチョにとってとてもいいこと。今季なぜUEFAランキングのポイントが高かったかというと、以前と違ってELに出たチームが頑張ったからだね」