国際トーナメント優勝を果たした浦和L【写真:編集部】
浦和レッズレディースは、23日からオランダで開催されている『グルーネウェーゲン国際大会トーナメント(女子の部)オランダ』に参加。25日に行われた同大会の決勝トーナメントを勝ち抜き見事優勝を果たしている。
女子カナダW杯が開催されるため、なでしこリーグは一時中断期間。昨季女王の浦和Lは、レッズレディース・パートナーの『サイデン化学株式会社』の特別協賛でオランダ遠征を実施。同大会へ参加した。
同大会は8つのチームを2グループに分け、総当たりで予選を行い、上位2チーム同士と下位2チーム同士がトーナメント形式で順位を決定する。また、試合は25分ハーフで行われ、決勝のみ30分ハーフの変則的な形式で行われた。
大会1日目の23日には、元浦和LのMF岩倉三恵が所属するバレンシア(スペイン)、サエストゥム(オランダ)、ヘーレンフェーン(オランダ)とグループリーグで対戦し、2勝1分けで首位通過を決めている。
大会2日目の25日、初戦はグループBの2位テレスター(オランダ)と対戦し、1-0で勝利を収め決勝進出を決めた。
決勝戦では、再びヘーレンフェーンと対戦。グループリーグで引き分けた相手だったが、FW吉良知夏が先制点を奪うと、再び吉良が追加点。さらにMF柴田華絵も豪快なミドルシュートで3点目を決めて前半だけで大量リードを奪った。
後半はスコアは動かなかったものの、浦和Lが試合を終始支配し完勝。同大会無敗で優勝を決めている。
なお、最優秀選手には決勝戦で2得点を決めた吉良が選ばれている。
リーグ前半戦を3勝4敗2分けで折り返し苦戦している昨季女王だが、後半戦の巻き返しへ弾みをつけた。
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