クラブとメディアへの不満を語ったダニエウ・アウベス【写真:Getty Images】
今季限りでバルセロナとの契約が満了するDFダニエウ・アウベスが25日、記者会見にてクラブとメディアへの不満を明かしている。
アウベスは契約延長について聞かれると「今は分からない」と語った。
「今はチャンピオンズリーグ(CL)とコパ・デル・レイの決勝についてだけ考えている。その後、決断を発表するよ。まだ未来は決めていない。いくつかの選択肢があり、CL決勝の後に決める」
また、同選手は「私はあまり多くを語りたくなかった」としながらも、「たくさんの嘘が出回った。メディアは金のことにだけ話した。それは真実じゃない」と不満を語った。
そして、スペイン紙『マルカ』から質問を受けると、「あなたには申し訳ないがマルカからの質問には答えられない」と回答を拒否。メディアに対する怒りを露わにした。
一方で、アウベスはクラブの評価に対しても不満を抱いていることを明かしている。
「クラブが私を十分に評価したと思っているか? いいや、そうは感じない。バルセロナには残りたいと思っている。お金については話したいと思っていないが、敬意については別だ」
「会長は僕が残るためには何をすべきか知っているはずだ。彼がそうするか見てみようじゃないか」
移籍先として噂されているパリ・サンジェルマン(PSG)については、「彼らは選択肢ではない」と否定した。
それでも同選手は「残るかどうかは別にして、バルサは常に僕のハートにあるよ」と語り、「人生で最高の時間だった」とバルセロナでの生活が幸せだったことを強調している。
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