リバプールを率いるロジャース監督【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグ最終節が24日に各地で行われ、リバプールはアウェイでストーク・シティと対戦した。
リバプールは、長年クラブに貢献してきたMFスティーブン・ジェラードの花道を飾りたかったが、前半だけでまさかの5失点を喫する。後半に入ってからは主将自らが得点を挙げて一矢を報いるも、その後は追加点を奪えず、1-6で敗れた。
英紙『デイリー・ミラー』で、リバプールを率いるブレンダン・ロジャース監督「試合を総括する前に謝罪したい。クラブと関わるすべてのサポーターに失望と怒りを味わせてしまった。これぼど多くのゴールを許したことはない。今までで最悪の出来だった。我々はここ数ヶ月でまともに勝っていない。もちろん、全責任は私にあるが、選手はフィールド上で十分に競争しておらず、簡単にやられ過ぎている。1対1で相手を止める攻撃性や野心を示して欲しい」と52年ぶりの大敗に怒りを露わにした。
また、自身の去就については「私はこの仕事に誇りをもっていて、このクラブのことも愛している。難しいシーズンだったが、ここでやるべき仕事はまだまだ残されているんだ。もしオーナーが私を必要としなければ出て行くよ。残るのであればここ最近のパフォーマンスを超えるものを示さなければならないことは理解している。私の仕事は再び高いモチベーションをもって低調に終わったシーズンを立て直すこと。来季に向けた戦いは今日から始まっている」と今後も指揮を執り続けることに意欲を示した。
尚、ストークに敗れたリバプールは、同節でエバートンに勝利したトッテナムに抜かれ、6位でシーズンを終えている。
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