入れ替え戦進出が決まったカールスルーエ【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガ2部最終節が現地時間24日各地で開催され、MF山田大記の所属するカールスルーエはホームで1860ミュンヘンと対戦して2-0で勝利している。
前節、ブラウンシュヴァイクを破り3位に浮上したカールスルーエ。2位ダームシュタットとの勝ち点差は「1」、4位カイザースラウテルンと勝ち点が同じで得失点差で上位にいる状態。
すでに優勝と1部昇格を決めているインゴルシュタットを除いて、勝ち点差「1」で3チームが自動昇格の2位と入れ替え戦進出の3位を争うことになった。
最低でも入れ替え戦進出のために勝利を目指すカールスルーエは、前半9分にオウンゴールで幸先良く先制。その後こう着状態が続き迎えた69分、この日トップ下で先発した山田を起点にDFエンリコ・バレンティーニがスルーパス。抜け出したMFマヌエル・トーレスが右足で決めて追加点を奪うことに成功した。
試合はこのままカールスルーエが勝利。前半までは2位ダームシュタットを抜いて2位に位置していたものの、後半にダームシュタットが1点を挙げて勝利したため、3位でリーグを終えた。
山田はトップ下で先発し、86分に退いている。
この結果、インゴルシュタットとダームシュタットが自動昇格となり、カールスルーエは入れ替え戦に回ることとなる。
入れ替え戦の相手は、前日勝利を収め16位に順位を上げて1部リーグを終えたハンブルガーSV。カールスルーエは1部昇格をかけてブンデスリーガ創設初年度から降格経験のない名門と対戦する。
入れ替え戦は、第1戦が28日にHSVのホームで、第2戦が6月1日にカールスルーエのホームで行われる。
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