【アーセナル 4-1 ウェスト・ブロムウィッチ プレミアリーグ 最終節】

　イングランド・プレミアリーグの最終節が現地時間24日に行われ、アーセナルはホームでウェスト・ブロムウィッチ（WBA）と対戦した。

　ミッドウィークに未消化だったサンダーランド戦を引き分けたアーセナル。多くの決定機を決めきれず、3位以内を確定することが出来なかった。また、マンチェスター・シティとの勝ち点差も4となり、2位も不可能となってしまった。

　最終順位は3位か4位の可能性があり、チャンピオンズリーグ（CL）本戦からの出場を争ってはいたが、4位マンチェスター・ユナイテッドとの得失点差が「7」となっており3位はほぼ確実な状態で同試合を迎えた。

　それでも最終節のホームを勝利で飾り、FA杯決勝へ良い状態で臨みたいアーセナルは、開始4分にPA内でパスを受けたウォルコットがゴール左上に見事なシュート。早々と先制に成功する。

　さらに攻撃を仕掛けるアーセナルは14分、エジルがワンツーでPA内に侵入。DFにブロックされるものの、こぼれたボールを再びウォルコットが決めて2点差とする。

　そしてその3分後には、コーナーキックのこぼれ球からウィルシャーが左足で豪快なボレーを決めて17分で3点差に。

　3点差をつけても攻撃の手を緩めないアーセナルは、37分にカルソラがPA内左からシュート。これは枠をそれたが、逆サイドに詰めていたウォルコットが決めてハットトリックを達成した。

　ウォルコットが前半でハットトリックを達成する活躍を見せたアーセナルがWBAを全く寄せ付けず、折り返した。

　前半全くチャンスの無かったWBA。後半に入ると何度か好機を迎える。そして、57分にCKからマコーリーが頭で合わせて1点を返す。

その後両チーム得点が奪えないまま進み、アーセナルは69分に、この日ハットトリックのウォルコットを下げてジル―を投入した。

　その後もWBAにチャンスが訪れるが、アーセナルGKオスピナの好セーブもあり得点が奪えない。

　前半に比べて勢いの衰えたアーセナルだったが、それでも相手にチャンスをほとんど与えずに勝利。

　リーグ最終節を大勝で締めくくり、3位で終了。3季ぶりにCL本戦からの出場を決めている。

【得点者】
4分 1-0 ウォルコット（アーセナル）
14分 2-0 ウォルコット（アーセナル）
17分 3-0 ウィルシャー（アーセナル）
37分 4-0 ウォルコット（アーセナル）
57分 4-1 マコーリー（WBA）

【了】