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香川真司 10年前

苦しんだシーズンにもついに手応えを得た香川「楽しさを感じた」「素晴らしい終わりが出来るように」

ブンデスリーガ最終節、ドルトムントはホームでブレーメンと対戦して3-2で勝利を収めた。トップ下として先発した香川真司は1ゴール2アシストの活躍。試合後、確かな手応えを得たことを明かした。

text by 編集部 photo by Getty Images

「今日は本当にボールが入っていたと思います」

苦しんだシーズンにもついに手応えを得た香川「楽しさを感じた」「素晴らしい終わりが出来るように」
香川は1ゴール1アシストの活躍【写真:Getty Images】

――手応えとしては嬉しい?

「最終戦に来て、ここまでで初めての手応えというか、大袈裟かもしれないけど、ただプレーの流動性、躍動感、そういう意味では前半は特に攻撃が良かったんじゃないかなと思います」

――自分だけのことではなく、チームとして全体的に?

「そうですね、はい」

――先制のシーンは?

「右も空いていましたけど、相手も重心が左に来ていたから、こっちも逆にコースを外したら後は決めるだけでした」

――そういう意味では周りはよく見えている?

「あの状況だったら周りは1人しかいなかったから、ディフェンスは交わしてシュートすれば入ると思います」

――オーバメヤンのゴールは、本当はロイスに出した?

「そうですね。ロイスに出して、彼が上手く触ってくれたから、僕のボールがちょっと強くなった分、またコースが変わって上手く流れたんですけど。

 ああいうところのボールが入ってきて、またそこにロイスがいる、オバがいるっていうのはすごく大事で、そこでコンビーネションが上手くいかなかったんで、マルコが入って僕はまたやりやすくなりましたね」

――ボールがどんどん入ってくるようになったことに手応え?

「そうですね。そのためには呼び込んで、もっともっと呼び込まなくてはいけないと感じましたし、そのためには声を出して呼び込むしかないんで、練習から」

――普段の練習から周りに?

「そうですね。どんどんあそこにボールを呼び込んでやって行けていたので、今日は本当にボールが入っていたと思います。まあワンボランチだから余計にやりやすかったですけど」

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