3ヶ月ぶりの先発出場を果たした長友佑都【写真:Getty Images】
【ジェノア 3-2 インテル セリエA 第37節】
イタリア・セリエA第37節が現地時間の23日行なわれ、日本代表DF長友佑都が所属するインテルはアウェイでジェノアと対戦した。
この試合で長友は3ヶ月ぶりとなる左サイドバックで先発出場を果たす。開始1分にはミドルシュートでチーム初シュートを放つ。
試合は両チーム前線から積極的なプレスを掛け合う展開に。19分にインテルが先制ゴールを奪う。左サイドからMFエルナネスがクロスを放つと、ファーサイドのFWマウロ・イカルディが競り勝ちヘディングで落としたボールを自身で押し込んだ。
しかし24分、ジェノアが反撃する。FWレオナルド・パボレッティがバイタルエリアでボールを受けると、見事な反転からゴール右隅にシュートを突き刺した。
その後も一進一退の攻防が続くと、試合は乱打戦の様相を呈する。30分にはエルナネスのスルーパスからイカルディが抜けだすと、コースをずらしてFWロドリゴ・パラシオへ。完全に抜けだすとGKとの一対一を冷静に沈めた。
それでもジェノアは前半のうちに試合を降り出しに戻す。DFアンドレア・ラノッキアとGKサミール・ハンダノビッチの連携ミスからFWマクシム・レスティエンヌが無人のゴールに流し込んだ。
後半は試合はスローペースに。途中インテルがポストとバーに連続で当てる惜しいシーンを作る。それでも試合終了間際、ジェノアが遂に逆転ゴールを決める。FKからエデニルソンのクロスに競り勝ったクツカがヘディングを叩き込んだ。
そのまま試合は3-2で終了。インテルはヨーロッパリーグ出場権が遠のく痛い敗戦となった。
【得点者】
19分 0-1 イカルディ(インテル)
24分 1-1 パボレッティ(ジェノア)
30分 1-2 パラシオ(インテル)
41分 2-2 レスティエンヌ(ジェノア)
89分 3-2 クツカ(ジェノア)
【了】