先制点を挙げてチームを残留へと導いたMF清武弘嗣【写真:Getty Images】
【ハノーファー 2-1 フライブルク ブンデスリーガ 最終節】
ドイツ・ブンデスリーガ最終節が現地時間23日に各地で行われ、MF清武弘嗣とDF酒井宏樹が所属するハノーファーはホームでフライブルクと対戦して2-1で勝利している。
前節17試合ぶりに勝利し、降格圏を脱したハノーファー。最終節は残留争いの直接対決であり、さらには自動降格圏との勝ち点差はたったの「2」。負ければ来季は14季ぶりの2部になってしまう危険性があった。
しかし、清武が同試合で開始早々に先制点を挙げてチームに勢いを持たせた。その後相手のオウンゴールで追加点を挙げて2-0とし、最後に1点は返されたものの、逃げ切り残留を決めた。
先制点を挙げ、チームを残留へと導いた清武をブンデスリーガ公式サイトでは同試合のMOMに選出している。
同サイトは「清武弘嗣は今季5点目を決め、ブンデスリーガ初のヘディングでのゴールだった。1-0のゴールはフライブルク戦においての勝利と残留への礎となった」と、評している。
昨季は所属していたニュルンベルクが降格し、悔しい思いをした清武。今季もシーズンを通して苦しんだが、最後の最後で苦労が報われた。
【了】