残留を争う日本人選手所属クラブ【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガ最終節が23日に開催される。
6チームが残留を争う中、2試合が直接対決となっており、どのチームが残留するかは最後までわからない。
各チームは、目の前の試合に勝つため、雑音を排除する試みを考えているようだ。
通常ブンデスリーガでは、試合中であっても他会場に動きがあればその経過が電光掲示板に流される。ライバルチームなどが、失点していたりするとサポーターは盛り上がり、自分たちの試合の応援にさらに熱が入ったりする。
しかし、今回残留争いの対象となるハノーファー(対フライブルク)、パーダーボルン(対シュトゥットガルト)、ハンブルガーSV(対シャルケ)では、それを行わないことが決定している模様。
また、HSVとパーダーボルンの2会場では、ハーフタイムでの経過報告も行わないという。
ヘルタ・ベルリンはアウェイのホッフェンハイムであるため不明のようだが、ミヒャエル・プレーツSD(スポーツディレクター)は「我々はまず自分たちの試合に集中する必要がある」と、他会場の結果を知らされても動じないことが重要と考えているようだ。
ベンチの監督やスタッフには知らされるようだが、それを選手に伝えるかは監督次第。雑音を取り払い完全に目の前の試合に集中させるか、それとも途中経過を伝えて選手のモチベーションをコントロールするのか、監督の決断と采配にも注目される。
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