新しい形が見えつつも課題を残している横浜FM
攻撃面では昨季より全体のパス成功率は上がったが、前方比率は減少。アタッキングサードへの平均縦パス数は64.1本でリーグ17位の数だ(全体のパス数はリーグ5位)。成功率は低くないため、より確実性を重んじている傾向が表れているが、奪ってから10秒以内でシュートに至った割合の低さや、アタッキングサードでの奪取からシュートへ至った割合の少なさを考えると、多少リスクを冒してもゴールへ向かうプレーが今後は必要になってくるのではないだろうか。
少しずつ新しい形が見えつつも課題を残している横浜FM。今後は中村俊輔の復帰後にアデミウソンらとどう併用するのかも気になるところだが、2人のテクニシャンがうまく融合し、守備から攻撃への切り替えから攻撃面でも連動性が生まれれば、タイトル獲得レースに名乗り出るかもしれない。
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記事提供:Football LAB/データスタジアム
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