元イタリア代表でACミランの伝説的選手パオロ・マルディーニ氏が現地時間20日、マイアミにクラブを立ち上げることを発表した。

　マイアミにはすでに元イングランド代表のMFディビッド・ベッカム氏が新クラブ設立を発表しており、現在はスタジアムの建設地を探している。

　しかし、ベッカム氏のクラブはメジャーリーグサッカー（MLS）の参戦を目指しており、マルディーニ氏のクラブとは計画が異なっている。

　マルディーニ氏のクラブ（マイアミFC）は、まず2016年からアメリカ2部に当たる北米サッカーリーグ（NASL）参入を予定。同氏はテレビ放映権会社のリッカルド・シウバ社長との共同経営者として同クラブを運営していく。

　今回の発表に当たりマルディーニ氏は「このプロジェクトの一員となったことを誇りに思い、興奮している」と話し、「アメリカサッカーが成長していけると信じている。そして世界の中でも重要な都市のトップチームとして成長させるために努力したい」と意気込みを語った。

　また、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によればアレッサンドロ・ネスタ氏、エルナン・クレスポ氏、カルロス・プジョル氏をチームのコーチ陣として迎える計画もあるようだ。

　MLSへ参入するかはまだ未定だが、将来的にベッカム氏のクラブとダービーがあるかもしれない。

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