ミラン時代のカルロ・アンチェロッティ監督【写真:Getty Images】
今季のチャンピオンズリーグ(CL)では準決勝敗退、リーガエスパニョーラでは2位と無冠でシーズンを終えるレアル・マドリー。一部では、昨季“デシマ”(10度目のCL優勝)を達成したカルロ・アンチェロッティ監督の解任まで噂されている。
21日付の伊メディア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』は、仮にマドリーがアンチェロッティ監督を解任に踏み切った場合、同監督の行き先のひとつに古巣ミランが候補に上がっていると伝えている。
また、『ラ・レプッブリカ』紙はアンチェロッティ監督の行き先のひとつにマンチェスター・シティの名前も挙げているが、いずれにしてもリーガ最終節の終了後にマドリーのフロレンティーノ・ペレス会長と話し合いの場を設けられるとみられる。
今季フィリッポ・インザーギ監督が指揮を執ったミランは11勝13分12敗で11位(第36節終了後時点)と大きな不振に陥っており、ヨーロッパリーグ出場権も獲得出来ていない。
2001年から約8年間ミランを指揮し、セリエAとコッパ・イタリアの優勝、さらに2度のCL制覇を成し遂げたアンチェロッティ監督。かつてクラブに大きな栄光をもたらした名将が再びベンチに座ることはあるのだろうか。
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