スティーブ・フィナン氏【写真:Getty Images】
リバプールに2003年から5年間在籍し、05年にはチャンピオンズリーグ(CL)優勝に貢献した元アイルランド代表DFスティーブ・フィナン氏が行方不明になっているとツイッターなどで話題になった。20日の英紙『リバプール・エコー』などが報じた。
CL優勝から10周年を迎えたリバプールは、今季終了後の今月25日に当時の優勝メンバーを集めてリバプール市内の室内施設『エコー・アリーナ』でイベントを行うことを予定しているが、現役時代に右サイドバックで活躍し、2010年にポーツマスで現役を引退したフィナン氏の所在がつかめないとしていた。
現在39歳のフィナン氏はサッカー界でも流行しているツイッターやフェイスブックなどのSNSに登録しておらず、この報道を受けてツイッターでは「#FindSteveFinnan=スティーブ・フィナンを探せ」というハッシュタグまで作成された。
すると同日、アイルランド紙『アイリッシュ・インディペンデント』のダン・マクドーネル記者が同国のラジオ番組『ニューズトーク』に出演し、「私が調査したところ、フィナンは今、ロンドンでひっそりと生活しており、彼は引退後、サッカー界から離れ、自ら好んで人目につかない暮らしをしているようだ」と明かした。
フィナン失踪報道は一件落着したが、彼がリバプールの同窓会イベントに参加するかどうかは定かではない。
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