ルイス・エンリケ監督とカルロ・アンチェロッティ監督【写真:Getty Images】
バルセロナは、ルイス・エンリケ監督が今季限りでクラブから離れると決めた場合、去就が不明確なレアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督を狙っていると、スペイン紙『エル・パイス』が20日に伝えた。
バルサのスポーツ部門から漏れた情報を掴んだという同紙。アリエド・ブライダSDはルイス・エンリケ監督の続行が最善策と考えているものの、万が一退団を決意した場合、アンチェロッティ監督が適任との報告書をクラブに提出した模様だ。
同紙によるとブライダSDは、今までジダン、カカー、シェフチェンコやイブラヒモビッチなど様々なスター選手達に囲まれながらも統率力を示して来たアンチェロッティ監督のチームマネジメントを高く評価しているようだ。
アンチェロッティ監督のことを知っているブライダは、このイタリア人指揮官ならメッシと抜群の相性を見せると確信しているという。実際、同紙によるとルイス・エンリケ監督が未だに去就を明らかにしていないのは、メッシとの複雑な関係から来ていると伝え、幹部の一人は「彼はプライドが高い男だからね。彼が来季いない可能性は70%だ」とこぼしている模様だ。
しかし、スペイン紙『スポルト』は同日、バルサが同紙に「完全否定」したと伝えている。またブライダ氏と直に話したと明かしている同国紙『ムンド・デポルティボ』のフランセスク・アギラル編集長はツイッターで「最初は冗談かと思ったけど情報源(エル・パイス)を見た瞬間、意味が分からなかった。全く持って嘘だ」と伝えたと明かしている。
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