長友佑都のEL出場は実現するか【写真:Getty Images】
日本代表DF長友佑都のヨーロッパリーグ(EL)出場に、思いがけないアシストが生まれそうだ。
イタリアサッカー協会(FIGC)は20日、現在セリエA6位のサンプドリアがUEFAライセンスに抵触していることを発表した。ジェノアのホームスタジアム「スタディオ・ルイジ・フェラリス」がUEFA大会の基準を満たしていないためだ。これにより、ジェノアは現在EL出場圏内である6位に位置しているが、来季UEFA大会に出場することができない。
一方でジェノアと同じ街のクラブであるサンプドリアは、サッスオーロの「マペイ・スタジアム」を代替スタジアムとして提案したことで、UEFA規定をクリアした。しかしながら、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、同クラブもまたUEFAライセンスの発行が認められない可能性が浮上している。
UEFAライセンス規定には「2007年4月以降に試合結果を操作する不正に対して処分を受けたクラブは出場できない」というものがある。サンプドリアは2012年にステファノ・グベルディが2011年にサッカー賭博に関与したとして処罰を受けていた。
仮にこの処罰が実現すれば、インテルはジェノアとサンプドリアを追い抜いてEL出場権を獲得する。長友は来季ELの舞台に立つことは切るのだろうか。
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