PSGが獲得を狙うポール・ポグバ【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)にとって、ユベントスのMFポール・ポグバは“高嶺の花”となってしまったのかもしれない。20日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。
カタール・スポーツ・インベストメントを筆頭株主におき、圧倒的な資金力を誇るパリ・サンジェルマンだが、ポグバ獲得には待ったがかかっているようだ。同紙によれば、ファイナンシャル・フェアプレーの影響で同選手の高騰する移籍金を支払うことが困難とみられている。
PSGは昨年5月に欧州サッカー連盟(UEFA)によってファイナンシャル・フェアプレー違反に対し6000万ユーロ(約80億円)の罰金と移籍市場での支出制限を命じられていた。
今夏も支出制限は続いているようで、最低でも8000万ユーロ(約107億円)ともいわれるポグバの移籍金を支払うことは不可能とみられている。かつてはFWエディンソン・カバーニに6450万ユーロ、DFダビド・ルイスに4950万ユーロと大金を支払っていたPSGだが、ついにその勢いに陰りがみられているようだ。
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