ユベントスを率いるアッレグリ監督【写真:Getty Images】
ユベントスを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、現地20日に行われるコッパ・イタリア決勝のラツィオ戦に向けて意気込みを語った。
セリエAで4連覇を達成したユベントスは、6月6日にチャンピオンズリーグ(CL)決勝を控えているため、主要タイトル3冠の可能性を残している。しかし、同クラブは1995年を最後にコッパ・イタリアのトロフィーを掲げていない。
伊メディア『スカイ・スポーツ』でアッレグリ監督は「ユーベは20年も優勝していない。10回目の栄冠を勝ち取ることができれば、素晴らしい結果となるだろう。CL決勝にも勢いよく臨めるはずだ。是が非でもトロフィーを持ち帰りたいと思っている」とコメント。
また、対戦相手のラツィオについては「非常に難しい試合だ。リーグ戦とは違う展開になるだろう。決勝だからね、トロフィーが懸かった一発勝負だ。互いにバランスを意識した戦いになるだろう。90分で決着がつくとは限らない」とカップ戦の雰囲気が通常とは異なる部分を警戒した。
優勝を見込む世間の反応については「ユベントスが国内のタイトルにマンネリ化している見方は正しくない。先週末のインテル戦でも我々はリーグ優勝を決めていたにもかかわらずハードにプレーした。コッパ・イタリアの競争は年々高まってきている。この決勝は私にとってCL決勝と同じくらい重要だと考えている」と反論した。
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