「練習や試合をもっとハイレベルなものにする必要がある」
――2人とも日本でのプレーに興味はありますか?
E&J「もちろん!」
J「僕は横浜F・マリノスが好きなんだ。母が日本人で、日本へ行くたびにJリーグを観に行っているうちに好きになった」
E「EAFFの大会に行く前、横浜FCユースと練習試合をしたことがあるんだ。大差で負けてしまったんだけどね。20点くらい取られたような記憶がある…」
――日本の選手たちと北マリアナ諸島代表の選手、どんなところに違いを感じましたか?
J「やっぱりパスが違う。速くて正確で、追いつけなかった」
――日本人の関口監督がやってきて、それ以前と変わった部分はありますか?
J「チームがより組織的になった。これが大きな変化だね。トレーニングが本格的なものになったし、テクニックが向上して戦術的な動きもできるようになっている」
E「彼は僕たちを大きく成長させてくれた」
――関口監督から受けた指導の中で最も重要なものは何でしょうか?
E「チームワーク、そしてハードワークすること。僕らはいつでもチームなんだという意識、これだね」
J「『当事者意識を持つ』ということも教えてくれた。他人を頼ったり、チームメイトにやらせたりするんじゃなくて、自分から進んで物事をこなさなければならないんだ」
――北マリアナ諸島代表はFIFAに加盟していません。今後チームがさらに良くなって、国際的な地位を獲得するには何が必要だと思いますか?
J「質の高い指導と、選手たちの意識の高さだと思う。一人ひとりがもっと本気でサッカーに集中しなければならない。練習や試合をもっとハイレベルなものにする必要があるしね」
E「同じことを考えていたよ。まずは選手達が本気になることだね。一部の選手は普段の練習に来ても、ただプレーしているだけなんだ。そうじゃなくて、もっとハードワークすることを求めていかなくてはダメだと思う。それらを継続していけば目標をクリアできるはずだから」