今季限りで退団が濃厚なMF田坂祐介【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガ2部のボーフムに所属するMF田坂祐介は、今季限りで退団が濃厚なようだ。現地時間20日のドイツ紙『ビルド』が報じている。
2012年からボーフムに加入した田坂は、今季限りで契約が満了する。過去2シーズンは、10番を背負い主力として活躍してきた田坂。しかし、今季途中でヘルトヤン・フェルベーク監督に交代すると、負傷の影響もあり出場機会は激減。2015年の初出場は第32節のインゴルシュタット戦となっている。
同試合では途中出場ながら、いきなり得点を挙げ、その実力を証明した田坂だが「自分の将来についてマネージャーと話したことはない。契約延長の話も受けていない」と、退団を示唆。
また、今年初めに負傷し出遅れたものの、10日ほどで回復した事実を明かし「回復後にしばらくチーム練習をさせてもらえなかった」と、不満をあらわにしている。
クラブの対応に不満を抱いている様子の田坂だが「素晴らしいサポーターにまだ出来ることを証明したかった」と、インゴルシュタット戦での得点を振り返り、「信じられないほど嬉しかった」と喜びを語った。
次節が最終節となるが、田坂にとってボーフムでの最後の試合になる可能性が高く、次はどこに行くのか注目される。
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