CLでのプレーを希望するFWラヒーム・スターリング【写真:Getty Images】
移籍問題に揺れるリバプールのFWラヒーム・スターリングが、クラブに移籍の意思を伝えたようだ。現地時間18日の英メディア『BBC』をはじめ、各メディアが報じている。
リバプールの下部組織出身のスターリングは、2012年にプロデビュー。2014年にはイングランド代表にも選出され、ブラジルW杯にも出場した。
順調な成長を続けていた同選手だが、今季限りで移籍の噂が出始めマンチェスター・シティ、アーセナル、レアル・マドリー、バイエルン・ミュンヘンなどが興味を示していると報じられていた。
リバプールも2017年まで同選手と契約を残していたが、放出を避けるために2020年までの延長と週給10万ポンド(約1700万円)を支払う新契約を提示。しかし、同選手がこれを拒否。サポーターからは「守銭奴」と呼ばれ批判にされるなど、問題となっていた。
ブレンダン・ロジャース監督が直接交渉し、慰留したとも言われているが、本人は「もっと高いレベルでプレーしたい」と、チャンピオンズリーグでのプレーを希望し、移籍を決断したようだ。
今夏の争奪戦になりそうではあるものの、ドイツメディアでは候補の一つであるバイエルンはその高額な年俸に見合う選手か疑問を持っており、獲得には否定的だと報じている。
はたして、どのクラブが正式に獲得に乗り出すのか注目される。
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