マンチェスター・ユナイテッドは来季のチャンピオンズリーグ（CL）プレーオフを突破しても、グループステージで厳しい組み合わせが待っているかもしれない。

　UEFAは来季から組み合わせ抽選のシード方法を大きく変更する。これまでは係数ポイント制だったが、来季からこれがポット1には適用されなくなるのだ。

　2015-16シーズンから、上位8チームのシードは国内リーグ優勝チームとなる。そのため、ポット1にはバルセロナ、バイエルン・ミュンヘン、ベンフィカ、チェルシー、ユベントス、パリ・サンジェルマン（PSG）、ゼニト、PSVが入る。

　現在プレミアリーグで消化が1試合少ないアーセナルに勝ち点2差をつけられ、4位に位置しているユナイテッドはプレーオフからの参加が濃厚となっている。

　昨年12月に更新されたUEFAのクラブ係数ランキングではユナイテッドが10位となっており、ユナイテッドは突破した場合、CLグループステージの組み合わせ抽選でポット2に入るとみられる。

　グループステージで同国対決はないため、ユナイテッドはチェルシーのほか、同じくポット2に入るとみられるアーセナル、アトレティコ・マドリー、マンチェスター・シティ、ポルト、レアル・マドリーとは対戦しないこととなる。一方で、今季のCLで決勝へと進出したバルサやユベントス、バイエルンなどと同じグループに入る可能性がある。

　グループステージは9月15日と16日から始まり、最終節が12月8日と9日に行われる。来季のCL決勝は2016年5月28日、ミラノのサン・シーロで開催される。

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（※）本記事はインデペンデント紙との独占契約により、Football.Blueが日本での配信を行っています。