ヨハン・クライフ氏【写真:Getty Images】
バルセロナの元名誉会長ヨハン・クライフ氏は18日、スペインの複数メディアに古巣とレアル・マドリーの現状について言及した。
無冠に終わった宿敵レアル・マドリーの失敗については「適切な選手を獲得しなかった。理想通りに起用しなかったことは明白だ」と、同クラブの補強方針を批判した。
実はクライフ氏、2014年8月11日にスペイン誌『ウルティマ・オラ』のインタビューで「バルサは常にボールを扱う選手を獲得してきた。しかし現在、そのような選手を手にしているのはマドリーだ」と述べていた。
「トニ・クロースはバイエルン、そしてワールドカップ(W杯)で最高の選手の一人だった。ボールを見事に動かす選手だね。ハメスのボール扱いも並外れている。現在のマドリーは素晴らしいクオリティーを有し、中盤と最前線がとても良い」
8ヶ月前と正反対の意見を述べているクライフ氏。もしマドリーがタイトルを獲得した場合、意見は変わっていなかったのか。いずれにしろクライフ氏の主張は結果論である為、マドリディスタ達の間に波紋を呼びそうだ。
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