チームは敗戦も本田には一定の評価
一方、サッスオーロ戦から一夜明けた18日、地元紙は本田に対して高評価を与えた。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は6.5を与え、ミランの全選手中最高評価。他の地元紙もこれほどまでに高い評点とはいわずとも、及第点を与えるともにチーム最高の評価となっていた。点には絡めなかったものの、結果が残せなければ即戦犯とみなされていたような状態からは脱却している。前節のローマ戦から、本田に対する見方も変わってきたようだ。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』 6.5
「サムライ仕様の日本人。意欲があり、リズムがあり、そして確かなボールコントロールがあるのでミランは彼に寄りかかる。ただもちろん(チームの勝利に届くには)それでも足りなかったわけだが…」
『コリエレ・デッロ・スポルト』 6
「彼はプレーをしていた。インザーギが彼を代えた時、怒っていた」
『トゥットスポルト』 5.5
「足元のテクニックとスプリントを披露するが、彼がパスを出しても多くは無駄な結果に終わった。時間の経過とともに消える」
『コリエレ・デッラ・セーラ』 6
「活発だった。前半はただ一人チャンスを創出する」
【了】