新たな獲得プランが浮上したFW武藤嘉紀【写真:Getty Images】
マインツはFC東京のFW武藤嘉紀を獲得する資金捻出のための新たなプランを用意しているようだ。現地時間19日のドイツ紙『ビルド』が報じている。
武藤獲得を希望するマインツだが、300万から400万ユーロ(約4億2000万から5億6000万円)とされる移籍金を捻出するためFW岡崎慎司を売却する必要があると言われていた。
しかし、クリスティアン・ハイデルGM(ゼネラルマネージャー)は来季の構想で日本人ホットラインを考えており、岡崎放出を望んではいない。
そこでMFヨハネス・ガイスを売却することで、武藤の獲得資金を捻出するプランが浮上してきたという。
2017年まで契約を結ぶガイスには、ボルシア・ドルトムントの次期監督であるトーマス・トゥヘル氏が強く獲得を希望しており、市場価値は1200万ユーロ(約16億8000万円)と言われている。
もし、ガイスがドルトムントへ移籍することになれば、武藤獲得の資金だけでなく、岡崎の契約延長の資金も得られることになると同紙は述べている。
ただし、岡崎にもまだイングランドから興味を示されているようで、全てはガイスの去就次第とも予想。
果たして、来季ハイデルGMが望む日本人ホットラインがマインツで見られるのだろうか。
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