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“ミランキラー”ベラルディ、ここ50年最速でセリエA30ゴール到達

text by 編集部 photo by Getty Images

“ミランキラー”ベラルディ、ここ50年最速でセリエA30ゴール到達
ここ50年最速でセリエA通算30ゴールを記録したドメニコ・ベラルディ【写真:Getty Images】

 セリエA第36節サッスオーロ対ミランの一戦でハットトリックを決めたFWドメニコ・ベラルディ。これにより同選手は、ここ50年においてセリエAで30ゴールに最も早く到達した選手であることが明らかとなった。18日、イギリス『BTスポーツ』のジェイムス・ホーンキャッスル記者が報じている。

 ベラルディは2014年にサッスオーロのセリエA昇格とともに同リーグデビューを果たした。2013-2014シーズンに16ゴール、今季14ゴールを決めてセリエA通算30ゴールに到達している。

 同選手が30ゴール到達に要したのは、わずか「59」試合。セリエAデビュー以降、実に2試合に1点以上を決めている計算となる。このペースで30ゴールに到達したのは50年間で一人もいなかったとのこと。これにはイタリアの至宝ロベルト・バッジョや、現ミラン監督フィリッポ・インザーギ、ローマのフランチェスコ・トッティ、元ユベントスのアレッサンドロ・デル・ピエロも含まれる。

 ちなみに対戦相手別の得点数を参照するとミランが「7ゴール」と突出している。全得点の23%と、まさに“ミランキラー”と言うべき成績だ。次点がフィオレンティーナで「4ゴール」、サンプドリアが「3ゴール」と続く。ミランとフィオレンティーナは言うまでもなく、ユベントス、インテル、ローマ、ラツィオとほぼ全ての強豪相手に得点経験があることは評価に値するだろう。

 現サッスオーロ所属の同選手だが、共同保有権はユベントスも有している。来期以降の活躍にも注目が集まりそうだ。

【了】

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