アンフィールドでのラストゲームを戦ったリバプールのスティーブン・ジェラード【写真:Getty Images】
リバプールの偉大なキャプテン、スティーブン・ジェラードは16日のクリスタル・パレスで最後となるアンフィールドでの試合を終えた。
試合は1-3で逆転負けを喫し、花を添えることは出来なかったが、これまでジェラードがリバプールで過ごした17年もの間には、多くの賛辞の言葉が送られていた。
ジョゼ・モウリーニョ
「彼のような対戦相手がいたから、私は今のような監督になれた。私はベストの対戦相手から学ぶ。彼らがもたらす問題から学ぶんだ。彼らに考えさせられ、彼らに分析させられるんだ。ジェラードは確実に私の好きな敵だよ。我々は彼を獲得するために全力を尽くした。寸前だったんだよ。私は(クロード・)マケレレとジェラード、そして(フランク・)ランパードの中盤をつくることを夢見ていた」
フェルナンド・トーレス
「僕が一緒にプレーした中で彼が最も偉大な選手だったことは疑いない。彼にはすべてがある」
ルイス・スアレス
「ジェラードは僕が一緒にプレーした中でベストの選手だ」
サー・アレックス・ファーガソン
「彼はイングランドで最も影響力のある選手になった。ヴィエラにも欠けているものがないが、ジェラードはそれ以上だ」
パトリック・ヴィエラ
「ファーガソンが僕よりも彼が優れていると言ったと聞いた。おそらく、彼は正しい」
カカ
「彼にはライオンのハートがある」
フランチェスコ・トッティ
「彼は僕の理想のベストイレブンのキャプテンだろう」。
ジネディーヌ・ジダン
「世界最高? 彼は(リオネル・)メッシや(クリスティアーノ・)ロナウドのような注目を集めないかもしれない。だが、答えはイエスだ。私は彼が世界最高なんじゃないかと思う」
リバプールは24日、ジェラードのラストゲームとなるストーク戦をアウェイで戦う。
【了】
(※)本記事はインデペンデント紙との独占契約により、Football.Blueが日本での配信を行っています。