「ベニテスとデ・ラウレンティスは本当にいい仕事をしている」
チェ「『スペインを勝たせようとしている』、『なぜこの下手くそな審判なんだ』…全く証拠がないのにそういうことを言うのは危ない。ベニテスと同じように“辛口”の存在は面白いね。試合はだいたい週末とミッドウィークにあるけど、その間はどうやってサッカーの話を続けさせる?」
八「難しいところだね。」
チェ「ベニテスとデ・ラウレンティスのキャラはもちろんだけど、本当にいい仕事をしている。3部だったナポリをセリエAのトップクラブにして、CLやELで十分な結果を出している。
しかも、ナポリは黒字よ。これもすごいこと。セリエAのクラブは全部赤字。昨季はユベントスも赤字だった。今季は大丈夫そうだけど、ここまで来るのに何年かかったんだろう…」
八「2004年にデ・ラウレンティスが会長に就任してからもう11年経つ。よくここまで持ち上げてきたよね。ここ最近はひと桁順位どころか、2位や3位が当たり前になったからね。CL出場圏内を維持していくのはすごくない?」
チェ「彼がナポリに来た時は、いまのパルマのようだった。もっとひどかったかもしれない。あったのは名前だけ。八塚さんが言った通り、いまのネックはCLに出られるかどうかだからね。すごいよ」
八「そう考えると、EL決勝でイタリア対決が見たかったね。1stレグが終わった時点でフィオレンティーナはかなり厳しかったけど、それだけが残念かな」
【了】