武藤雄樹【写真:ダン・オロウィッツ】
明治安田生命J1リーグ1stステージ第12節が16日に行われ、浦和レッズはFC東京に4-1で勝利した。
後半序盤にチームの3点目を決めた武藤雄樹は「ゴールの形は練習でやってきた成果が出たシーンなので、自信になります」と手応えを口にした。
前半、右サイドの関根貴大のクロスをファーサイドから狙っていた武藤だが「通らなかったシーンがあった」ということで変化を加えた。
「後半はまず最初ニアに突っ込もうと思っていた」
47分、関根の速いクロスにトップスピードで走り込むと、勝負を決める3点目を奪った。
移籍1年目だが、浦和の戦術もしっかり理解し遂行してる。
「浦和のサッカーは駆け引きが大事。僕が相手のマークを外すのか、相手の嫌なところで受けるのかというのがすごく大事になってくるので、そういう駆け引きは常にしています」
前線の顔ぶれは多彩で、武藤もポジションは安泰ではない。だが、この日のように結果を出せば、チームにとって更になくてはならない存在になるはずだ。
【了】