決勝で先制点を挙げたセリア・シャシッチと写真に収まる安藤梢
現地14日に行われた女子チャンピオンズリーグ(CL)決勝で、なでしこジャパンの安藤梢が所属する1.FFCフランクフルトがパリ・サンジェルマン・レディースを破って7シーズンぶりの欧州制覇を果たした。
途中出場で優勝に貢献した安藤は、「チャンピオンズリーグ優勝という夢を叶えることが、ドイツに移籍した理由の一つでもある。これまで、準決勝で敗れた悔しい経験もあったが、6シーズン目にしてやっとその夢を叶えることができて『ぐっ』ときた」と、その喜びを噛みしめ、周囲のサポートへの感謝も口にした。
チャンピオンズリーグ出場権を獲得した昨季がなければ成し遂げられなかった。安藤も昨季は主力として多くの試合に出場したが、今季はドイツ代表経験のある実力者たちとのポジション争いが激化し、「悔しい思いもたくさんした」と1年を振り返る。
それでも「いろんなポジションでプレーしたりしながら選手として、すごくたくさんの事を経験し積み重ねてきたものがあるので、自分自身重みのあるタイトルです」と、日本人として3人目となるCL制覇の心境を語った。
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