香川とクロップ監督は2010年の入団当初から信頼関係で結ばれていた【写真:Getty Images】
ユルゲン・クロップ監督との別れの時が迫っているドルトムントの香川真司が、自身を信頼してくれた指揮官への感謝を述べている。ブンデスリーガ公式サイトが15日に香川のコメントを掲載した。
「彼は僕にとって信じられないほど偉大な指導者だ。2010年に僕がドルトムントにやってきた時、彼は僕をブンデスリーガへ導いてくれた。最初から彼の正しい信頼を感じていたし、彼の下で素晴らしい2年間を過ごしたんだ」
ドルトムント加入から絶対的な信頼関係を築いていた2人の仲を象徴するコメントを残した香川はさらに続ける。
「2014年、クロップ監督は僕を呼び戻してくれた。彼とともに本当に成長することができた。僕らはすべての愛情とともに正しい方法で別れを言えるだろう」
マンチェスター・ユナイテッド移籍のキッカケを作り、イングランドで停滞していた自分にもう一度チャンスを与えてくれたクロップ監督へ感謝の気持ちを隠さない香川は、来季から指揮を執るトーマス・トゥヘル監督について「まだ彼について考えていなかった」と明かしている。
シーズン終了後の6月にW杯アジア2次予選のため日本代表に合流した際、トゥヘル監督の元教え子である岡崎慎司にアドバイスを求めるようだ。
【了】