妊娠発覚で代表を辞退したMFファトミレ・リーラ・アルーシ【写真:Getty Images】
ドイツサッカー協会(DFB)は15日、同代表MFファトミレ・リーラ・アルーシ(旧姓バイラマイ)が代表を辞退することを発表した。
代表を辞退することになったリーラだが、その理由は負傷などではなく、妊娠が発覚したためだという。
同選手はこの結果、6月にカナダで行われるW杯を欠場することとなった。
メンバーの再考を余儀なくされた同代表のシルビア・ナイド監督は「リーラは私たちにとって非常に重要な選手だったのでとても残念」と嘆いたが、「もちろん、彼女に起こった出来事は嬉しいし、これからの生活での幸運を願っています」と、”おめでた”を祝福している。
妊娠が発覚し、代表を辞退せざる得なくなったリーラは「もちろんW杯でプレーしたかった。でも、人生にはサッカーよりも大切なことがある」と、コメント。家族との生活も重要だと語っている。
そして「たくさんの成功を得たことは誇りに思っているし、チームと関係者全てに感謝している」と、述べた。
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