ユナイテッドが獲得を検討しているとされるFWハリー・ケイン【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドが、イングランド代表でトッテナムのFWハリー・ケインを今夏の獲得候補にリストアップしているようだ。英紙『デイリー・ミラー』をはじめ複数メディアが報じている。
ケインは今季ここまでリーグ戦で20得点を挙げ、一気にブレーク。今年3月のEURO2016予選ではイングランド代表に招集され、デビュー戦史上最速ゴールを記録している。
そのイングランドの新星に来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場が濃厚なユナイテッドが獲得に乗り出しているという。
ケインはトッテナムと2020年までの5年契約を新たに結んだばかりで、移籍金は4500万ポンド(約85億円)となる見込みと言われているが、ユナイテッドにとっては問題ではない様子。
さらにレアル・マドリーのFWガレス・ベイルの獲得も現実味を帯び始めているようで、補強プランは進んでいるようだ。
対して、2016年まで契約を結ぶFWロビン・ファン・ペルシ、今夏加入したばかりのMFアンヘル・ディ・マリアの放出も噂されており、ファン・ペルシに関しては契約延長の意思は無く、移籍金の得られる今夏に売却されることが濃厚と言われている。
これらの噂に対し、エドワード・ウッドワードCEOは「移籍市場が開けば動くと思うが、今具体的に話すのは時期尚早だ」と、話すに留めている。
昨夏に多額の資金で大型補強を行ったユナイテッドだが、今夏も再び実行するのだろうか。
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