欧州タイトルを獲得した選手たち【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)もいよいよ残すのは決勝だけとなり、2014-2015シーズンも終わろうとしている。
海外移籍が珍しくなくなった昨今ではCL、ELなどUEFAの主催する大会に参加する日本人選手も増えてきた。
男子だけでなく女子も海外で活躍する選手が増えている。
現地時間14日に行われた女子CL決勝では、なでしこジャパンのFW安藤梢が所属する1.FFCフランクフルトがアディッショナルタイムに決勝点を奪い、劇的な勝利で優勝を飾り欧州を制覇した。
安藤は日本人の女子選手として3人目となるCL制覇を成し遂げている。
多くの選手がUEFAの大会に参加する中で、タイトルを手にしているのは男女で安藤を含め、まだ5人しかいない。
日本人で初めて欧州のタイトルを獲得したのは現コンサドーレ札幌のMF小野伸二。当時所属のオランダ・フェイエノールトでUEFA杯(現ELの前身)を手にしている。
男子は同様に現札幌所属のMF稲本潤一で、すでに無くなってしまったが、UEFAインタートトカップを制し、決勝戦では日本人で初となるハットトリックを決めている。
あと3人は女子でFW大儀見優季、大滝麻未、そして安藤。いずれもCLを制し、欧州の頂点に輝いた。
参加することすら難しい欧州の大会だが、今後より多く日本人がタイトルを獲得することが期待される。
詳細は以下の通り。
【男子】
小野伸二(フェイエノールト:2002 UEFAカップ)
稲本潤一(フルハム:2002 UEFAインタートトカップ)
【女子】
大儀見優季(ポツダム:2010 女子CL)
大滝麻未(リヨン:2012 女子CL)
安藤梢(フランクフルト:2015 女子CL)
【了】