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香川真司 10年前

熾烈を極めるEL争い。ドルトムントは出場権をつかめるか。香川に待ち受ける「本当の決戦」

ブンデスリーガの14-15シーズンは、バイエルンが3連覇を達成した。しかし、まだ戦いは終わりを告げたわけではない。残り2戦、熾烈を極めるのが5チームによるEL出場権争いだ。香川真司の所属するドルトムントも例外ではなく、ここからが「本当の決戦」となる。

text by 本田千尋 photo by Getty Images

5位アウクスブルクから9位ホッフェンハイムまで可能性あり

 こちらも最後の数分間までもつれそうだ。残すところ2試合と佳境に入ったブンデスリーガでは、残留争いだけではなく、ヨーロッパリーグ出場権の獲得争いも続いている。

 ブンデスリーガでは、ELの出場権はリーグ戦終了時の【5位】と【6位】に与えられる。またレギュレーションの変更で今季は【2位】ボルフスブルクがドイツカップで優勝すると、【7位】にも与えられる。

 勝ち点の計算上では、概ね【5位】アウクスブルクから【9位】ホッフェンハイムまでEL出場の可能性は絞られてきた。現在の状況を簡単にまとめると、以下のとおりとなる。

【5位】アウクスブルク
・14勝4分14敗 勝ち点46
・残り対戦相手
 第33節:ハノーファー(16位)
 第34節:ボルシアMG(3位)

【6位】シャルケ(内田篤人所属)
・12勝9分11敗 勝ち点45
・残り対戦相手
 第33節:パーダーボルン(17位)
 第34節:ハンブルガーSV(14位)

【7位】ドルトムント(香川真司所属)
・12勝7分13敗 勝ち点43
・残り対戦相手
 第33節:ボルフスブルク(2位)
 第34節:ブレーメン(8位)

【8位】ブレーメン
・11勝10分11敗 勝ち点43
・残り対戦相手
 第33節:ボルシアMG(3位)
 第34節:ドルトムント(7位)

【9位】ホッフェンハイム
・11勝8分13敗 勝ち点41
・残り対戦相手
 第33節:レバークーゼン(4位)
 第34節:ヘルタ・ベルリン(13位)

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