ナポリのFWイグアイン(左)とベニテス監督【写真:Getty Images】
現地14日に行われるヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグのアウェイでのドニプロ戦を控え、ナポリのラファエル・ベニテス監督とFWゴンサロ・イグアインが前日記者会見に臨んだ。26年ぶりのファイナル進出に向けて意気込んだ。伊複数メディアが報じている。
7日に行われたホームでの1stレグを1-1で引き分けたナポリ。クラブのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長はドニプロの同点ゴールがオフサイドにもかかわらず得点が認められたことに激怒し、UEFAがセビージャを優勝させたがっていると強く非難した。
ベニテス監督は「あれはアクシデントではない。何が起こったかは誰の目にも明らかだ。準決勝という大きな舞台でミスが起こることはあり得るるが、明日の試合では違ったジャッジが下されることを願っている。騒動がない普通のゲームのなかで、我々がベストを尽くすことに集中できる環境を期待している」と、2ndレグでの巻き返しを誓った。
3つの異なるクラブでEL制覇は大会史上初の偉業になることについては「経験の豊富さは武器になる。しかし、厳しい試合になることは理解しているつもりだ。私は落ち着いているし、選手を信頼している。ナポリは26年ぶりに準決勝を戦っており、クラブは重要な時間を過ごしている。明日の試合で1stレグのような戦いができれば、イグアインが少なくとも1得点は決めるだろう」とエースの活躍に期待した。
イグアインは「明日の試合がどれほど重要かは理解している。運集中力を維持することが必要不可欠になるだろう。1stレグで我々に欠けていた運も味方についてくれることを願っている。ここ数年の戦いを考えれば、ナポリはチャンピオンズリーグ出場に値するチームだ。得点を決めて、ワルシャワで行われる決勝行きの切符を確保したい」と意気込みを語った。
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