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【海外メディアはこう見た】レアル・マドリーvsユベントス

text by 編集部 photo by Getty Images

幸先良く先制したのはマドリー!

 キックオフ。この試合でカシージャスがバルセロナのシャビに続いて史上2人目となるCL150試合出場。

 今季批判を受けてきたカシージャスにファンからの声援が寄せられる。

 ボールを保持するのはマドリー。スペインラジオ『マルカ』のラファ・シャウキージョ記者は「マドリーは焦るべきではない。イタリア人は時間を稼ぐスペシャリストだ。冷静さを保っていればゴールは来る」と自信を持つ。

 復帰したポグバは試合にうまく入れない。パス成功率はわずかに50%。

 すると、先制したのはマドリー! キエッリーニがハメスを倒すと、ロナウドがPKをど真ん中に豪快に突き刺した。

 これでロナウドはCL史上初の「100得点に絡んだ選手」に。また、準決勝で最もゴールを奪った選手となる。奇しくも第2位は元ユベントスのFWアレッサンドロ・デル・ピエロだ。

 トータルスコアで逆転したマドリー。決勝進出のために必死の守備を見せる。スペインTV『カナル』のノエミ・デ・ミゲル記者は「ゴールによるメンタルの変化は明らかだ。目的が逆転から決勝戦の死守に変わった。しかも全員がもっと守る」と語る。

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