セリエA復帰濃厚なMFケヴィン=プリンス・ボアテング【写真:Getty Images】
シャルケから現地時間の11日に契約解除を言い渡されたMFケヴィン=プリンス・ボアテングは再びイタリア・セリエAへ戻ることが濃厚なようだ。イタリア紙『コリエレ・デラ・セーラ』をはじめとする各メディアが報じている。
フリーとなったボアテングに対し複数クラブが関心を示しいる模様で、同紙によれば、ラツィオが興味を示しているという。また、ラツィオは4年契約で年俸220万ユーロ(約3億円)を提示していると見られている。
しかし、契約解除になったものの、シーズン途中であり名目上は停職処分であることから、シャルケ側は600万ユーロ(約8億4000万円)を要求している。これに対してラツィオは移籍金なしを主張している様子。
また、ボアテングの婚約者でイタリア人モデルのメリッサ・サッタさんが、イタリアのテレビ局『イタリア1』で「私たちはナポリでの将来を想像できるわ」と明かしており、ナポリの可能性も示唆している。
いずれにしても、ACミランで10番を背負っていた同選手の行先は、再びイタリアとなりそうだ。
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