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【海外メディアはこう見た】バイエルンvsバルセロナ

text by 編集部 photo by Getty Images

スアレス&ネイマールがバイエルンの希望を打ち砕く

 奇跡を信じるバイエルンサポーターは「EINE STADT EIN TRAUM」(ひとつの街、ひとつの夢)と描かれた見事なコレオグラフィーで選手達を鼓舞する。


 
 試合は開始早々に動く。7分、CKにベナティアがヘディングであわせてバイエルンが先制する。


 
 直近の公式戦4試合で得点がなかったバイエルンにとって、実に367分ぶりのゴールとなった。


 
 逆転突破が微かに見えたバイエルンの希望をこの男が打ち砕く。メッシ、スアレスとつないで最後はネイマールが難なくゴールを奪った。


 
 あまりに簡単に同点弾を許してしまったバイエルン。英紙『デイリー・ミラー』のジョン・クロス記者は「ドイツサッカーの危機だ」と嘆いた。


 
 バイエルンの悲劇はまだ終わらない。メッシのフリックでDFラインを突破したスアレスからまたもネイマールが決めた。ネイマールはこれで今季のCLで9得点目のゴールとなった。


 
 今季の公式戦でスアレスがネイマールのゴールをアシストしたのはこれで8回目。しかし、反対にネイマールがスアレスのゴールをアシストしたことは1度もないという意外なデータが。


 
 反撃に出たいバイエルンはレバンドフスキが至近距離からシュートを狙うも、バルサGKテア・シュテーゲンがゴールラインぎりぎりでかき出し、ゴールならず。


 
 このスーパーセーブ元マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドGKピーター・シュマイケル氏も驚きを隠せないようだ。

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