ユベントスを率いるアッレグリ監督【写真:Getty Images】
ユベントスを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、現地13日に行われる欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグのレアル・マドリー戦に向けて意気込みを語っている。
トリノで行われた1stレグを2-1で勝利し、決勝進出に王手をかけているユベントス。伊メディア『スカイ・スポーツ』で45歳の指揮官は「(2ndレグが行われる)サンチャゴ・ベルナベウで戦うことは初めての経験ではない。ミランでの最初の年にそこへ行ったことがある。これは私のキャリアにおいて最も重要な試合だ。CLのファイナルをかけた準決勝は日常のものではない。我々は今からその舞台に立ち、ベルリンにたどり着こうとしているのだ」とコメント。
続けて、国内リーグのタイトル獲得が厳しくなったことでパフォーマンスが批判されているマドリーの印象については「彼らが危機的状況にいるとは思っていない。素晴らしい選手が揃っているし、ホームでの試合となれば前回よりもさらにチャンスを作ってくるだろう。だが、我々もこれまで自分たちのクオリティーを示してきた。落ち着いてプレーすることが大切になる。ユベントスはベルリンまで95分のところまできている」と、相手チームを警戒しつつも、チームの力に絶対的な自信があることを強調した。
先週末のリーグ戦で長期離脱から復帰したMFポール・ポグバについては「コンディションを良い。(カリアリ戦では)60分間プレーしたからね。スタメンで出場する可能性は大きいよ。だが、まだ決断したわけではない。この時期に重要なのは、ほぼ全員が怪我から戻ってきたことだ」と、個人に依存することなく、チームとして戦いを挑む準備ができていると主張した。
レアル・マドリー対ユベントスの一戦は、日本時間14日の3時45分にキックオフとなる。
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