ケルンのシュテーガー監督が称賛した大迫勇也(左)と長澤和輝(右)【写真:Getty Images】
独紙『キッカー』は11日、ブンデスリーガ第32節のベストイレブンを発表し、ケルンのMF長澤和輝を初選出した。
長澤は10日のシャルケ戦で先制点のきっかけとなるシュートを放ち、その後も積極的に攻撃に絡むなど2-0の勝利に貢献。採点でもチームメイトのFW大迫勇也の「2.5」を上回る「2」と好評価を与えた。(「1」が最高で「6」が最低」)
長澤の活躍を、ケルンのペーター・シュテーガー監督も喜んでいるようだ。今季は序盤戦は膝の負傷で離脱、復帰直後にインフルエンザにかかるなど苦しい1年を過ごしていたが、「カズキはシーズン中に復帰できるようしっかり管理していた。彼の復帰を嬉しく思う」とコメントした。
一方、同監督は大迫についても述べ、「ユウヤにとっては素晴らしい試合だった。彼はここ数試合で我々がなぜ彼とサインしたのかを証明した。秋には難しい時期を過ごし、大きな批判も受けたが、彼は正しい答えを出した。来季の我々にとって必要な選手であることを示した」と称賛している。
ケルンは次節、岡崎慎司が所属するマインツと対戦する。2人の日本人選手は再び輝きを放つことができるのだろうか。
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