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アーセナル、CL因縁モナコから期待の仏代表2選手を強奪か

text by 編集部 photo by Getty Images

アーセナル、CL因縁モナコから期待の仏代表2選手を強奪か
モナコに所属するDFクルザワ(左)とMFコンドグビア(右)【写真:Getty Images】

 イングランド・プレミアリーグのアーセナルが、夏の移籍でモナコから若手選手2人を獲得するかもしれない。

 英紙『デイリー・エクスプレス』によれば、アーセナルはフランス代表のMFジョフレー・コンドグビアの獲得を狙っており、移籍金2500万ポンド(約46億6000万円)をすでに確保した状態だという。同選手の代理人を務めるジョナサン・マレック氏は「ビッグクラブからアプローチがあった」と交渉の事実を認めており、「正しい選択をしなければならない。ベンチ要員として移籍する考えはない」と、慎重に決断を下すことを強調しつつも退団の可能性は否定していない。

 ランスの下部組織で育った22歳のボランチは、セビージャを経由して2013年夏にモナコへ加入。今季はリーグ戦21試合に出場する一方で、2月25日に行われた欧州チャンピオンズリーグ・ラウンド16のアーセナル戦では、エリア手前から豪快なミドルシュートを叩き込み、敵地での金星に繋がる先制点を決めた。

 また、仏メディア『Le Sport 10』によると、アーセナルはフランス代表のDFレーバン・クルザワとすでにサインを交わした可能性があると報じられており、同選手もクラブに退団の意志があることを伝えたという。

 22歳の左SBは、モナコの下部組織で育つと、2010年9月にトップデビュー。今季のリーグ戦では25試合に出場しており、CLラウンド16のアーセナル戦でも1st&2ndレグの両方でプレーしている。尚、市場価格は1800万ポンド(約33億5000万円)が見込まれている。

【了】

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