甲府のオファーを断ったとされるスチュワート・バクスター監督【写真:Getty Images】
かつてサンフレッチェ広島とヴィッセル神戸を率いたスチュワート・バクスター監督が、ヴァンフォーレ甲府のオファーを断っていたことがわかった。11日、南アフリカ紙『南アフリカサッカーニュース』が報じている。
南アフリカ1部のカイザー・チーフスで2012年から指揮官を務めているバクスター監督は、2012-2013シーズンと2014-2015シーズンにリーグ優勝を達成。来季の去就が騒がれていた。
同紙によればヴァンフォーレ甲府はバクスター監督にオファーを出していたものの「キャリアにとってよい移籍ではない」と判断し、断ったとされている。
バクスター監督は1992年に広島監督に就任。第1ステージ優勝に導いた。その後イングランドU-19や南アフリカ代表監督を経て、2006年に当時ジャパンフットボールリーグに所属した神戸監督に就任した。ここでも2位という好成績を収めクラブをJリーグ昇格に導いたが、翌年は成績不振によって解任されていた。
オファーを出した甲府は現在明治安田生命J1リーグで最下位に沈んでいる。
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