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QPR守護神が4度目の2部降格。最多記録迫るもビッグクラブからオファー!?

 クイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)に所属するイングランド代表のGKロバート・グリーンが、再び降格の憂き目にあっている。

text by 編集部 photo by Getty Images

QPR守護神が4度目の2部降格。最多記録迫るもビッグクラブからオファー!?
QPRに所属するGKグリーン【写真:Getty Images】

 クイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)に所属するイングランド代表のGKロバート・グリーンが、再び降格の憂き目にあっている。

 最下位に沈むQPRは、10日のプレミアリーグ第36節マンチェスター・シティ戦で勝利することが残留の絶対条件だった。しかし、FWセルヒオ・アグエロにハットトリックを許し、0-6の大敗でチャンピオンシップ(2部)降格が決定した。

 QPR所属3年目のグリーンは、加入初年度の2012-2013シーズンにプレミアリーグ昇格を果たすも、1年でチャンピオンシップに降格。2013-2014シーズンに再び昇格するが、今シーズンも敢え無く降格となってしまった。

 35歳の守護神は、QPR移籍前にも2005年にノーリッチ、2011年にウェストハムでチャンピオンシップに降格しているため、今回が4度目の経験となる。これはヘルマン・フレイザルソン氏とネイサン・ブレイク氏の5回に次ぐ記録であり、プレミアリーグの現役選手の中では最多の数字だ。

 しかし、降格を何度も経験する一方で、グリーンはGKとして優秀な数字を残している。シティ戦までデータを見てみると、リーグトップとなる110回のセーブ数と98%のクロス処理成功率を記録。英紙『デイリー・メール』によれば、チェルシーがGKティボー・クルトワのバックアップとして獲得を狙っているという。

 グリーンが来季再びQPRで1部昇格を目指すかどうかは定かではない。しかし、チェルシーに移籍して引退すれば、最多降格経験者という不名誉なレッテルは貼られなくて済みそうだ。

【了】

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